2020.08.20 金魚の白点病

白点病の顕微鏡写真です。

昨日農薬で死んだとのことで昨日持ち込みされて、顕微鏡で見た結果寄生虫が見られたため、今日水産試験場に持ち込んで同定していただきました。


表面上は点が出ていませんがキロドネラと白点病の混合寄生だったようです。どちらも本来低温で被害の大きい寄生虫になりますので熱帯魚からの熱帯性の寄生虫を持ち込んだものと見られます。


どちらの寄生虫も塩に弱いものになりますので、量販店や夜店で金魚を購入の際は0.5%の塩水浴で2週間ほど経過を観察することで防げます。白点に関しては耐塩性の高いものもありますので経過次第で対応を変えます。

その間に状態が悪化する場合は別の寄生虫や細菌若しくはウイルスの病気の可能性もあります。