試薬を使って調べた結果をまとめております。
硝酸塩の低下が産卵を誘発すると仮定してマツモを水槽に投入し観察してみた結果。
水道水の硝酸塩濃度が1ppm程度。
コリドラス オイヤポクエンシスが産卵中の水槽の硝酸塩濃度が10ppmで前回の孵化率が悪かったケースの硝酸塩濃度が10ppmよりも高い数値を示した。
コリドラス ワイツマニーの人工孵化を行ったケースに産卵床として使用したマツモをいれて日光の当たる場所に置いたものは孵化率が良く、給餌開始後にも拘らず硝酸塩濃度1ppm未満。但し検出限界より下の0ではない。
稚魚の発育が悪い水槽の硝酸塩濃度は50ppm以上。
まとめ
産卵の誘発には硝酸塩の低下以外の要因がある。
硝酸塩の濃度が高すぎる場合は卵の死亡及び稚魚の死亡や成長障害が発生する。
マツモで完全な硝酸塩の除去は難しい。
死亡した魚や卵を完全に除去しない場合硝酸塩濃度が上がる。