2018.03.18 金魚の飼育器具の消毒に関して

以前お問い合わせ頂いた金魚の飼育器具の消毒に関して簡単にまとめておきました。

当店での金魚の飼育器具の消毒にはハイターを用いていますが、メーカーやその他の情報を照らし合わせ濃度や時間等を調べ直して見た結果です。


原虫や細菌、ヘルペスウイルス全般に対して次亜塩素酸ナトリウムは有効で、ヘルペスに対しての濃度としては200ppm~1000ppm程度で有効のようです。


この濃度はハイターのボトルの裏面に記載してある使用量とほぼ同じでした。


花王のホームページに記載してありますが、200ppm以上の場合5リットルのバケツにキャップ2杯、1000ppm以上の場合1リットルに2杯とのことです。


時間は2分程度で消毒できるようでしたが、網やバケツ等は5分以上浸けるのが理想かと思います。

浸け置きしたあとの網は水で良く濯いで使っておりますが、当店ではいまのところ問題はありません。



※次亜塩素酸ナトリウムは酸と混ぜると有毒な塩素ガスが発生します。使用の際には商品の説明を良く読み適切な方法で使用して下さい。

※事故や生体の死亡等の損害に関しては当店では一切の責任を負いかねます。実行される際は全て自己責任の上で実行してください。





金魚ヘルペスを完全に防ぐのは難しいですが、それ以外病原微生物の蔓延防止の為にも、水換え用のホースや網の使い回しの際には消毒をオススメします。