2017.07.03 ブラインシュリンプの孵化率の急な変動に関して

思い出した事があったので書いておきます。

毎日ブラインシュリンプをわかしていると、ある日急に孵化率が落ちたりする場合があります。


実際に経験したものや、聞いたものを挙げていきます。



・エアーストーンの目詰まり

大量にわかす場合によくあります。

ある程度はエアーストーンを消耗品と割りきるか、分解できるものをつかうかで対策するしかないと思います。

大量に孵化させる場合はかなり強く曝気する必要があります。


はじめからエアーストーンを二つ使っておいてムラが出てきたら交換する形にすれば無駄が減ると思います。



・水温

夏場は加温なしでも行けますが、冬場は厳しいです。また、冬場は床のそばより部屋の高い位置に置いておくと温度が下がりにくいです。


26℃程度でも問題ありません。30℃のほうがよりはやくはなるとおもいます。


また、水温を高くスタートしようとして熱いお湯を用いて孵化をしようとすると全く孵化しません。


一般的な環境では冬場は加温が必須になります。



・塩分濃度

これが非常にまちまちなのですが、無難な塩分濃度は1%~3%程度と思われます。海水でわかしていた時は失敗はありませんでした。


目分量でやっている人は濃すぎに注意してください。


真水でも孵化すると言う人もいますが、真水や5%以上の塩分濃度では厳しいと思います。


・休眠卵の質

古すぎるものや開封後に常温で長時間放置したものは孵化率がかなり悪くなります。


休眠卵は冷蔵庫での保管をお勧めします。


水濡れや高温は特に危険です。

夏場は高温多湿で一気に劣化します。













金魚の産卵も一段落したところなので6月にとれたものもじっくり育てていきたいところです。

ちなみに今朝も少し産卵してました。気温が高すぎるのでこれ以上はとれないと思います。

フライエリィの稚魚が形になってきました。5月末からのゴタゴタで普段はしない失敗をして数をかなり減らしてしまいました。

ゴタゴタのほうもあと数日で決着を見そうです。