ディスカスの片鰓の治療に関する内容です。
完全なものではなく対処療法になると思います。
※文体をあまり考えていないので多少読みづらいと思います。
※魚病の治療にあたっては自己責任でお願いいたします。
今回処置を行ったのはテフェ産のグリーンディスカスで入荷の時点で所謂 片鰓 の状態で入荷しました。
この個体は入荷後から何度か不調を起こしトリートメントを行っています。
片鰓の原因が単生類の寄生と見て過酸化水素による短時間薬浴を行って一時的には回復しますが、暫くすると悪化を繰り返しているので根治には至っていないか、対処方に問題がある可能性もあります。
今回の処置の内容は以下のとおりです。
2Lのケースにオキシドール(過酸化水素2.5~3.5w/v%)を5mで30分間薬浴。
その際に開閉しない鰓が動くようになり、そこから粘膜状のものが排出され、その後体色も改善しました。
鰓から粘膜状のものが出ている状態
鰓から排出されたもの
処置後の様子
以上です。
オキシドールによる片鰓の治療はこの個体に関しては2度おこなっていますが、再発しているところや、他の個体に見られずこの個体に限定的に症状があらわれることから、あくまでも症状に対する対処療法と見た方が良いと思います。
トリクロルホンは入荷時に使用していますが、その際は鰓の症状に目立った変化はありませんでした。
オキシドールによる薬浴は時間が30分を越えると危険になります。越えない場合でも魚の動きに異常がある場合は即座に中止したほうが良いです。
この記録が3月19日のもので、その後別な症状で再度別な処置を行っておりますが、現在回復しております。
単生類と原生虫の複合寄生の可能性もあるので金魚での治療法も含めて試験して報告していこうと思います。
続いてこれも備忘録になりますが、アピストグラマの稚魚の報告です。
ピントがあってません。被写体が小さすぎてオートフォーカスではなかなか難しいです。
ミウアの稚魚は食べている個体は良好です。目に見えて大きくなっています。目立った死亡もありません。ただし食べない個体は全く伸びておりません。発生の過程で水質が悪かったためか回復は見込めそうに有りません。
ウィルヘルミィはごみの掃除をしましたが、死亡はないようです。流石に丈夫です。
メガタンクのリセットが終わり次第、再びブリーディング水槽のリセットを進めていく予定です。
明日は金魚が入荷予定です。
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